フードライター&エディターの浅野陽子です。
1969年の創業当時から、自然がいっぱいの屋上庭園をはじめ、子連れ世代への工夫がつまった玉川高島屋S・C。今回はママに嬉しい、館内のおすすめスポットをご紹介します(第1回を読んでいない方はこちら)
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南館には親子で楽しめる飲食店やおしゃれショップがたくさん!
大人も子供も楽しめる「バウムクーヘンカフェ」

玉川高島屋S・Cには館内全体で70店舗もレストランがあります。迷ってしまいますが、子連れ客におすすめは南館3階の「バウムクーヘンカフェ」です。

バウムクーヘン型のテーブルがかわいい店内ですが、60席もあり、広々としてベビーカーでも入りやすいのが特徴。


家族やママ同士でお昼をゆっくり楽しみたいときは、ランチブッフェ(ブッフェ+メイン料理のセットで1500円)がぴったり。キッズプレート(ブッフェにバウムクーヘン・ドリンク・アイス付きで700円)もあるので、お子さんも喜びます!


店長の冨塚大直さん。「10時から21時まで通しで営業していますが、お子さま連れのお客さまは多く、どの時間帯でもいらっしゃいます。バウムクーヘンのカートを客席まで運び、目の前で切ってお出しするサービスは、お子さまに喜ばれています」
小上がりがある「ジェラートピケ カフェ ビオコンセプト」

もう一店、子連れ客におすすめのレストランは、南館B1Fの「ジェラート ピケカフェビオ コンセプト」です。靴を脱いで上がれる「小上がり」スタイルの客席が、赤ちゃん連れには快適!
有機・特別栽培野菜を使ったメニューはこだわり派のママにぴったりで、お子様プレートもあります。
キッズ用品・マタニティコーナーもあるビームス

お腹がいっぱいになったらショッピングへ。玉川高島屋S・Cの南館は、館内全域がとても広々しています。スペースを気にせす、ベビーカーでゆったりお買い物ができます。


(画像提供/ビームス)
南館2Fのビームスには「こどもビームス」や、マタニティアイテムの「メリアビームス」のコーナーがあります。
おしゃれでかわいい子供用レイングッズやマタニティウェア、マザーズバッグなどが選べます。
お話し会の開催や、幼児学習もできる紀伊国屋書店

南館5階の紀伊國屋書店では、幼児学習ができる「キュリオファクトリー」を併設しています。室内には映像スクリーンもあり、0歳の赤ちゃんから小学生まで参加できます。
学習教室のほか、読書アドバイザーのお話し会(無料・毎月第2土曜)も開催され、ベビーカーでも入店可能なので、興味のあるママは一度のぞいてみては?
ベビーカーは専用アプリで事前確認

抱っこひもで来店して疲れたら、無料の館内用ベビーカーも借りられます。

ベビーカーの貸し出しサービスは他の百貨店でも行っていますが、玉川高島屋S・Cではアプリ内で「ベビーカーの各階の残り台数」が確認できるのです!

ベビーカー置き場まで足を運ばなくても、残っている台数をスマホで事前に確認できます。抱っこひもで赤ちゃんを抱えながらの館内移動は結構大変。買い物途中で疲れたママには、重宝するサービスです。
別棟のマロニエコートも子育てママに大人気

二子玉川駅を降りてすぐ目の前にあるのが玉川高島屋S・C本館ですが、その周囲のおしゃれな商業ビルも、実は多くが玉川高島屋S・Cの別館!本館や南館と同じように、子連れ客が楽しめる工夫やサービスが、各店舗でなされています。
ぜひおさえておきたいのが、本館のななめ向かいにある「マロニエコート」です。
絵本コーナーやパズルもある「シェイクシャック」

マロニエコート1階の、NY発のハンバーガーレストラン「シェイクシャック」。

二子玉川店は今年2月にオープンしたばかりの新しい店舗です。110席あり、店内はひろびろ、ゆったり。

都内中心に店舗があるチェーンのハンバーガー店ですが、ホルモン剤フリーで育てた、アンガス牛100%のハンバーガーは肉の旨みがたっぷりで、本当に美味。フレンチフライも食感がサックサクで、お子さんと一緒に食べたくなる味です。

さらに店内には、子供とゆっくり過ごせるしかけがたくさんあるのが特徴。パズル遊びができるプレイウォールや、


絵本が並ぶライブラリーコーナーも!ママは、レストランにこうした絵本があると助かりますよね。同店の店長さんによれば、
「『地域のためにできることを行う』のがシェイクシャックのポリシーですが、ファミリーのお客さまが多い二子玉川店では『お子さま連れで楽しく集っていただけるコミュニティープレイス』となることを目指しています」とのこと。
木のぬくもりが優しい「無印良品」の木育広場

写真:「木育広場」参考画像(画像提供/良品計画 ※以下同)
マロニエコートには「無印良品」があり、おなじみの生活雑貨や収納小物、コスメ、ファッションなどが並んでいます。
1〜3階までありますが、子連れがおさえておきたいのは3階の「Cafe&Meal MUJI」と、素足で上がって遊べる「木育広場」です。ヒノキでできた床はいい香りで、木の温かみに親子で癒されます。

ランチは『選べるデリ4種(または3種)』が好評で、スイーツメニューには子供が喜ぶプリン(沖縄原産の本和香糖使用)や、

ジャージー牛乳100%のソフトクリーム、

天然の着色料を使ったクリームソーダもおすすめです。
キッズスペースが充実した「ロンハーマン」

(画像提供/サザビーリーグ ※以下同)
そしてマロニエコートの向かい、玉川高島屋S・C本館のすぐ隣にある建物・アイビーズプレイスは、一棟まるごと「ロンハーマン」のショップになっています。
ロンハーマンはカリフォルニア発のセレブリティ愛用ファッションブランドで、日本にもファンが多いですが、ここにも親子がゆっくり過ごせる工夫が!

1階のレディスウェアのフロアの一区画には、こんなお絵描きコーナーがあります。2階にも広々としたキッズスペースがあり、おもちゃや絵本も充実しています。

ママが買い物をしている間、子供もたっぷり遊べます。椅子にはロンハーマンのロゴが入り、ファッションだけでなく、キッズスペースも洗練されていておしゃれ!
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屋上庭園で遊んだ後も、館内では子連れ客が楽しめるショップやレストランが充実!次は別館のおすすめスポットです。玉川高島屋S・Cシリーズ、2回にわたって紹介します(シリーズ前回はこちら→第1回
玉川高島屋S・C
・http://www.tamagawa-sc.com/
・03-3709-2222(大代表)
・東京都世田谷区玉川3-17-1
・アクセス/田園都市線・大井町線 二子玉川駅 目の前
・営業時間/10:00~21:00(※本館内の「玉川タカシマヤ」は10:00~20:00)
・駐車場有
・ベビーカーでの入店可(ベビーカーの無料貸し出し有)
・おむつ交換台・授乳室(ミルク用のお湯有)・休憩室・キッズスペース有
※親子向けイベントの開催情報は、ウェブサイトを参照
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Writer:浅野陽子(あさのようこ)
フードライター&エディター。『dancyu』『おとなの週末』『ELLE a table』『日経レストラン』など料理専門誌に多数執筆し、“食”限定の取材歴19年。「海のエコラベル(MSC認証)」アンバサダー・公式ライターを務め、築地取材や魚レシピにも精通。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。2014年に長女を出産。ブログ『フードライター浅野陽子の美食の便利帖』を更新中。https://asanoyoko.com/
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