Carnival〜虹のカーニバル〜

Sotte Bosseやi-depのボーカルとして活躍するCanaと、グラフィックデザイナーTanny and Gomes.が「休日のランチタイムに、家族やお友達と楽しくランチを食べながらハッピーになれる時間」を提供するランチライブ『Carnival』。過去2回の東京公演は、チケットが前売りでソールドアウトするほど好評のイベントですが、東京公演の第3弾「〜虹のカーニバル〜」が、4月22日(日)原宿のVacantにて開催されました。ずっと気になっていたこのCarnivalに、3歳になった娘を連れて行ってきました。当日の様子をお伝えしていきます!

楽しいフードやシャカシャカがおむかえ!

裏原の真ん中というファッションスポットにある、今回の会場Vacant。入り口を抜け、受付を済ませると、カラフルなビーズや小さなフルーツのおもちゃが入った手作りマラカスのプレゼントが!シャカシャカと音の鳴るおもちゃに、さっきまで人混みの中を通ったせいか少々ご機嫌ななめだった娘も思わずニッコリ。

carnivalの手作りマラカス
photo by Carnival

階段をのぼり、メイン会場に入るとスタイリッシュなコンクリートの外装とは一変。温もりのある、森のロッジのような内装に、子どもも大人もウキウキするようなCarnivalテイストのポップな装飾が施されています。

carnival_vacant

開場から、開演までゆっくりと時間が取られているので、それぞれ「森のシェフAbbott & Caddy」のフードやドリンクを楽しみながらおしゃべりしたり、お友だちとマラカスをシャカシャカし合ったりして過ごしました。

森のシェフAbbott&Caddy

森のシェフAbbott&Caddyさん。


carnivalのフードメニューとポップコーン。

 

(写真左)フードは、Carnivalのオリジナルストーリー絵本『こぶたのタップ』に登場する、ゆかいな動物たちの名前<こぶたのタップ、くまのマクビー、ふくろうのフックじいさん、うさぎのビット、きつねのテイル>にちなんだメニューになっています。

(写真右)子どもたちみんなにプレゼントされる「タップのポップコーン」には、袋に自分の好きなフレーバーを入れて、シャカシャカとふります。本日2度目の“シャカシャカ”でみんなまたニコニコに。

 

マクビーのミートボールのランチボックス

お腹がすいた人には「マクビーのミートボールのランチボックス」。中身が楽しみになっちゃうボックスを開けると、トマトソースのミートボールや米粉のパン、桜色のおいもやブロッコリーが「たべてたべて!」といわんばかりに詰められていました。見た目のかわいさに、いつもは残しちゃうお野菜もパクッと食べる娘…マクビーのおかげです。

 

オリジナルグッズの販売も!

こぶたのタップのキャラクターグッズも多数。
こぶたのタップが主役の絵本も。

『こぶたのタップ』、オリジナルグッズも販売されています。ぬりえクッション、ペンケースにポストカード…Tanny and Gomesさんの抜群のセンスで、大人もグッと心をつかまれるデザインです。絵本の前作「ひとりぼっちのこぶたのタップ」もありました。どんなお話かとっても気になります。

のどが渇いたので「テイルのイチゴと豆乳のスムージー」をゴクリ。ジューシーなイチゴとまろやかな豆乳が絶妙なハーモニー。ピンク色が大好きな娘は大喜びでなかなか手放しません。

 

いよいよライブスタート!

本公演も満員御礼ということで、会場にはたくさんのファミリーが。みんなの熱気で温まってきたところで、今か今かと待ちわびたライブ、いよいよスタートです。

虹のカーニバルライブ

Carnivalにぴったりな曲、山下達郎の「パレード」で幕開け。鈴木史門さんのピアノ、mille baisersさんのギター&ヴァイオリンの音色にのって「ごらん!パレードが行くよ〜♪」とCanaさんのピュアな歌声が響きます。

続いて「オブラディ・オブラダ」や「やさしさに包まれたなら」といった、子どもたちにも耳馴染みのよい名曲を、Canaさん独特のボーカルとCarnivalオリジナルの演奏で披露し、会場を盛り上げていきます。

こぶたのタップ-にじのおんがくかい-

お待ちかね!オリジナルストーリー絵本の朗読

空気が和んできたところでCarnivalメンバーも一旦着席。Canaさんがオリジナルストーリー絵本『こぶたのタップ-にじのおんがくかい-』を朗読します。こぶたのタップと、森の動物たちによる、かわいくてたのしいお話。スクリーンに映し出されたこぶたのタップ、くまのマクビー、ふくろうのフックじいさん、うさぎのビット、りすのテイルがそれぞれの楽器をもって、森の音楽会を開きます。(お話が気になる方は次のCarnivalで…!)

こぶたのタップ-にじのおんがくかい-

ほっこりしたところでライブ再開。「オー・シャンゼリゼ」、「ハレヒレホ」などのカバー曲をみんなで歌い、会場がさらに一体感に包まれていきます。子どもも大人も「男の子」「女の子」に分かれて順番に歌うシーンでは、“照れ”が入ってしまう大人をよそに、とっても大きな声で歌っているお友だちもいました。

虹のカーニバルライブ

エンディングは、Canaさんがリリースしたばかりのシングル曲「砂時計」。葛藤を抱きながらも、大切な人への想いを綴った手紙のような歌詞に、日々の子育てと重なる部分もあり共感。Canaさんのやさしい歌声が「それでいいんだよ」とはげましてくれているようでした。会場のお父さん、お母さんたちもきっと同じような気持ちだったのでしょうか。みなさんじっと聴き入っていました。

古着リサイクルプログラムフルクル


おっと忘れずに!今回から「いらなくなった子ども服をもってきてね!」とCanaさんが呼びかけていたのでした。子ども服はCarnivalの会場装飾やアートフレームに活用したり、古着リサイクルプログラム「フルクル」に寄付されるそうです。大事に着ていたお洋服が、いつかCarnivalのかっこいい装飾の一部になるなんて、うれしいですね!

虹のカーニバルに来場したファミリー


出口で、来場したファミリーをパシャり!お母さんと姉妹がおそろいのワンピースを着ていて、とっても素敵でした!「楽しかった〜!ごはんおいしかった!Canaちゃん大好き!」「次はいつかな?」とお姉ちゃんも妹さんも大満足の様子でした。

家族でピクニックに来たような、ぽかぽかした温かな気分になれるCarnival。はじまりからおわりまでずっとわくわくしっぱなしで、会場を出てからも家族の間でハッピーな空気が流れていました。
また次回!みんなでCarnivalの仲間に会えるのを楽しみに待っています。

Carnival cana feat.Tanny and Gomes.
https://carnival.themedia.jp/

(edit&text:Nao Asakura)
(photo:marcy)