今年も晴天に恵まれた6月3日(日)、潮風香るお台場・青梅の特設会場で老舗のダンスイベント『Body&SOUL Live in Japan2018』(以下B&S)が開催されました。都内のデイタイムイベントということで、子どもが生まれ、クラブやナイトイベントに遊びに行けなくなってしまったパーティー好きのママやパパを筆頭に、ファミリー層が急増! 陽気に踊る大人に負けず、元気に駆け回る子どもたち。真夏日を思わせる日差しの中、四つ打ちと笑い声で溢れるB&S2018の様子を子連れ目線でレポートします。
まずはチャレンジ!「ASOBI SCHOOL」
オープンを少し過ぎた11時ころ、まだ人もまばらな会場に到着。観覧車の眺められる巨大な広場に大喜びの娘と、早速キッズエリアへ。
「ASOBI SCHOOL」は、MINI CHARI(自転車)、DOUBLE DUTCH(縄跳び)、KENDAMA(けん玉)の各種目で、それぞれレベルが3段階用意され、どれでも7つクリアすればお菓子がもらえるというもの。目の前のお菓子欲しさとミニチャリの目新しさに、夢中で挑戦する子どもたち。
山梨県からきた「甲斐けん玉クルー」のお兄さんやお姉さんがけん玉を伝授してくれます。レベル1は、玉を大皿か小皿に乗せればOK!できるかな〜?
大人顔負けのファッションで会場で目立っていたハウスダンスチーム“toremolo”(トレモロ)のキッズたち。レベル2の「とめけん(玉の穴をけんの先に入れる)」や「ろうそく(けんを逆さに持ち、中皿に玉を入れる)」に挑戦中。このリズミカルな動き、さすがです。
レベル3の「飛行機”(玉を持ってけんを穴に入れる)」に成功!「パパ、ママ、みて!」と自分でもビックリ。お姉さんも自分のことのように喜んでくれていました。
DOUBLE DOUTH。大人目線では「難しそう…」と思いきや、小学生のキッズたちは引っかかることなくスイスイ跳んでいました。
小さな子も食べられるお菓子やジュースの“Kids Bar”が設置。「バナナひとつください」と100円玉を渡すおちびちゃんの姿も。自分でお買い物できるなんてすごい!

「おえかき缶バッチ」づくりができるワークショップコーナー。3歳のお友だちが、パパにプレゼントするバッジを作っていました。絵がとっても上手。
キッズエリアの奥には授乳&オムツ替え専用スペースも用意されています。外はかなり暑いので、日陰があるだけでも赤ちゃん連れのママにはかなりうれしいサービス。
キッズたちもダンスフロアへGO!
一通りキッズエリアで遊んだところでダンスフロアへ。大人が音楽に合わせて軽快に体を揺らしていると、子どもたちもマネして楽しそうに踊ります。
お子さんを抱えたままノリノリでステップを踏むパパ&メンズクルー。お子さんはきゃあきゃあととってもうれしそうに笑い声をあげます。すると、隣の男の子が羨ましそうにじっと見ていました。
「ぼくもやってみる。じょうずでしょ?」
会場のあちらこちらに風で飛ばされた装飾用の風船が。子どもたちは競うようにカラフルな風船を拾い、お友だちと見せ合います。「私のきいろ!」「わたしオレンジ」「あっちにあかいのあったよ。探しにいこう」
小さな子どもの耳をまもる、イヤーマフがあると安心。娘もなんとか嫌がらず、食事のとき以外はしていてくれました。
フロアの中心部は広々としており、走り回ったり、シャボン玉をしたりと自由に遊べます。
Movin’ Studioで記念撮影
キッズエリアの周辺をふらふらしていると、「寄っていってよ〜」との声が。旅する写真館「Movin’ Studio」では、どうやらクールな写真を撮ってもらえそうな様子。この日一緒に遊んでくれたお友だちのFちゃんとの思い出に、撮影してもらうことにしました。
Fちゃんと娘、それぞれしっかりと女子らしいポーズを決めています。見た目はちょっと怖そう(?)だけど、愉快なお兄さんたちが盛り上げてくれ、とびきりの笑顔でパシャリ。

仕上がりイメージ。何カットか撮影してもらい、お気に入りの2カットを選びました。写真は、その場でスマホから専用のQRコードを読み込み、ダウンロードできるというもの。背景を敢えてシンプルにしてるのは、被写体のそのときの気持ちが一番表れるからなのだそう。プロのカメラマンに撮影してもらった質の高い写真が、すぐにSNSなどにアップできるというのも魅力。
世界のトップAV機器メーカー、パイオニアの最新DJ機材を体験!
年々進化するDJ周辺機器。担当の方いわく、ここで展示している機材はメインフロアでトップDJが使っているものよりも高性能なのだとか(笑)。子どもがホンモノに触れる体験ができる、貴重な機会です。
音が鳴ったり、光ったりするDJセットに興味津々な娘。家に一台あれば、キッズDJデビューも夢でない!?
フードエリアにもキッズメニューあり!
たくさん遊んでお腹が空いた〜ということでお待ちかねのランチタイム。多くの音楽フェスでは大人のフードメニューは選びたい放題ですが、スパイスがふんだんに使われていたり量が多かったりと、子どもの分はおにぎりを持ち込み…なんて方も多いのでは。B&Sにはなんとキッズメニューがあり(小学生以下限定、500円)、お子さまカレーにジュースやゼリーが付いて、娘たちのテンションも上がります!
バターチキンカレーはほんのりスパイスが効いてますがバターの風味とトマトの自然な甘みで、大人が食べてもおいしい。量もちょうど良く、完食しました。
キッズエリアで遊び倒すもよし、親子でメインフロアで踊るもよし、空きスペースでシャボン玉やかけっこをするもよし。お腹が空いたらおいしいフードもあるし、ヘトヘトになったら電車でスッと帰れる。コンパクトな時間でギュッと凝縮してフェスを楽しめるのも都心で開催されるB&Sだからこそ。お台場エリアは今回で最後とのことですが、来年またパワーアップしてどこかで開催されるのを、期待を込めて待っています!
今後の情報はこちらをチェック!
HP
http://www.bodyandsoul-japan.com/
Facebook
https://www.facebook.com/bodyandsouljapan/
(Text:Nao Asakura)
(Photo:Mariko mibu)