北海道札幌市 「tomica展inサッポロファクトリー」2019年4月26日 ~5月6日

これまでトミカ・プラレールの大きなイベントとして、札幌では「トミカ博」が毎年1月に、「プラレール博」が毎年8月に開催されてきました。この「トミカ展」の子供無料招待券を、幼稚園を通じて子供がもらってきたのですが、はて?トミカ「展」?トミカ「博」とは何が違うのでしょうか?

2019年ゴールデンウィークに札幌で開催される「トミカ展」の内容を、「トミカ博」と比較しながらご紹介します。

トミカとは

トミカの歴史は約50年。1970年に初登場して以来、実在する車をモデルにたくさんのミニカーを作り続け、今もなお、多くのファンに愛されています。常にラインナップ数を一定に保っており、1か月に2種類の新作が出て、代わりに2種類廃版になるなど、時代を反映したモノづくりをしているという印象があります。

最近では、ディズニーのカーズやミッキーなどとコラボレーションしたトミカもあり、恐竜を運ぶ車などユーモアのある車もあります。また、イベントなどの時には限定品もたくさん。自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しいですよね。

トミカ博について

札幌では毎年1月に開催されるトミカ博。今年も例年通りアクセス札幌にて開催され、私も家族で参加してきました。こちらは子どもが楽しめるように考えられており、巨大なジオラマを見たりプレイゾーンで遊んだりと、たくさんの子ども達が夢中になっていました。

トミカ展について

トミカ展の方は、なんとなく落ち着いた雰囲気の告知(チラシ)で、大人を意識していることが伝わってきます。イベントにも、「夢とあこがれは、世代を超えて」というサブタイトルがついていますしね。札幌初開催ですので、どんなものか調べてみると、大人も子どもも楽しめる「展示」を中心としたイベントのようです。

トミカ展の内容

トミカ展は、サッポロファクトリーを会場に開催されます。具体的には、「プレミアムゾーン」としてサッポロファクトリールームにて貴重な展示品が公開され、「プレイゾーン&ショップゾーン」としてアトリウムで有料イベントやグッズ販売が行われるようです。サッポロファクトリールームとアトリウムは隣接していますので、入場券は共通ということですね。

森永卓郎コレクション<プレミアムゾーンにて展示>

今回のトミカ展の展示では、コメンテーターの森永卓郎氏のコレクションの中で、特に貴重なトミカが展示されています。森永氏は、筋金入りのトミカコレクター。これまでに集めたトミカは、約15,000台に上るそうです。

純金トミカ

その中でも目玉は「純金トミカ」。トミカ誕生30周年記念に制作された純金の「日産ブルーバード SSS クーペ」らしいです。また、トミカ誕生40周年記念として限定100台しか生産されていない超微細加工アルミ製「 Fairlady Z 432」などの貴重なトミカを見ることが出来ます。

昔のトミカ

その他にも、黒を基調としたパッケージに入っていたので、通称「黒箱」と呼ばれている、1970年の初登場から1983年まで初期のトミカや、青のパッケージで通称「青箱」と呼ばれた、1976年にスタートの外国車シリーズなど、初期の貴重なトミカが展示されています。「青箱」はスーパーカーブームで大人気だったそうです。子どもからお祖父ちゃんまで3世代で展示を見ても楽しめるかもしれませんね。

ペーパーアート×トミカ<プレミアムゾーンにて展示>

ペーパーアーティスト太田隆司氏の作品は、日常の車のある風景を、精密で立体的なペーパーアートで作り出しています。その作品の中に、トミカの車が配置され、見事に溶け込んでいる、というオリジナルの特別展示。どこにトミカがあるか、じっくり見て探してみましょう。

イベント<プレイゾーン&ショップゾーン>

今回トミカ展で子どもが楽しめるアトラクションは、「トミカ釣り」「トミカぺたぺた焼き」「トミカおえかき」の3つ。いつものトミカ博よりは少ないですが、つり堀の中からほしいトミカを釣りあげるトミカ釣りは、自分でトミカを釣るのが楽しくて、トミカ博でも大人気。

「トミカぺたぺた焼き」「トミカおえかき」はトミカ博ではなかったアトラクションなので、新鮮な気持ちで楽しめるのではないでしょうか。

グッズ販売<プレイゾーン&ショップゾーン>

「恐竜運搬トラック」「トヨタ C-HR」などのトミカイベントモデルが多数販売されます。また、現在販売中のトミカが全種類揃って購入可能なので、お気に入りを見つけることができるでしょう。あれこれ迷ってたくさん買ってしまいそうですね。

限定グッズ

限定グッズの販売にも注目です。人気ブランド「桃太郎ジーンズ」とトミカがコラボして作ったトートバッグ(5,292円、税込)は、この展示会の目玉商品。また、「ピリエ スクエア」とコラボした収納ケース(2柄、各2サイズ)などもあり、見逃せない限定商品がたくさんあります。

前売り券

前売り券はローソン・セブンイレブンとチケットぴあ、道新プレイガイドで取扱しています。イベント開催前日の4月25日まで購入可能。ですが、ローソンチケット限定の「トミカイベントモデル引換券付き前売券」はすでに売り切れており、人気の高さがうかがえます。

駐車場

第2駐車場

今回のトミカ展は、会場がサッポロファクトリールームとアトリウムとなっています。車で行く場合に、一番近い駐車場はサッポロファクトリーの第2駐車場です。第2駐車場の入り口は北3条通(北2条と北3条の間の通り)沿いの、サッポロファクトリー3条館東側にあります。

第2駐車場の営業時間は朝7時~深夜1時半、駐車料金は最初の1時間は無料、以後30分100円です。サッポロファクトリー館内で2,000円以上利用すると3時間無料になるうれしいサービスがありますので、トミカ展のついでに他のお店でお買い物するのもいいですね。なお、駐車場は左折入庫するように案内されておりますので、第2駐車場の場合は、北3条通を東側からサッポロファクトリーに向かってくる必要があります。

第2駐車場は地下2階にあり、シースルーのエレベーターでトミカ展会場のアトリウムに行くことができます。近い立地のため人気が高く、土日祝日やイベントなどのときは、すぐに満車になってしまうことが多いようです。可能なら午前中の早い時間に行ったほうがいいですが、満車のときは第1駐車場か第4駐車場を利用しましょう。

第1駐車場

第1駐車場はサッポロファクトリー1条館の地下1階と地上4階~9階部分に当たります。国道12号沿いに入り口があり、24時間営業です。屋内を通ってトミカ展会場のアトリウムまで行くことができますので、天気が悪い日でも安心です。

第4駐車場

注目のイベントがあるときは、第2駐車場だけでなく、第1駐車場も満車となってしまうことがあります。

第4駐車場は遠くないですが、サッポロファクトリーと1区画離れたところにあり、会場まで3分ほど歩く必要があります。東4丁目通り沿いに入口があり、サッポロファクトリーと反対の北側から入庫するように案内されていますので、混雑が予想される場合は、まずこちらを目指したほうが結果的にはスムーズかもしれません。

まとめ

これまでとは違ったアプローチで開催される「トミカ展」。まさに、大人も子どもも一緒に楽しめるとおもいます。ぜひ時間をつくって遊びに行ってみたいですね。

イベント情報

開催される場所

サッポロファクトリー(北海道札幌市中央区北2条東4丁目 )

日時

2019年4月26日(金) ~5月6日(月) 期間中無休

時間帯

10:00~17:00(最終入場は16:30まで)

料金

 
当日券/大人(中学生以上)800円、子ども(3歳~小学生)600円 
前売券/大人(中学生以上)700円、子ども(3歳~小学生)500円
※全て税込 ※2歳以下は入場無料

交通手段

地下鉄東西線「バスセンター前」駅下車、8番出口より徒歩3分

駐車場情報

第1駐車場、第2駐車場、第4駐車場有

公式サイト

https://www.stv.jp/event/tomica-museum/index.html