赤ちゃんや小さな子どもはとっても好奇心旺盛。この敏感な時期にいろいろなものごとに触れさせたいと思っているママも多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、自然に1日たっぷり触れ合うことで五感が刺激される「アウトドアキャンプ」です。
今回編集部では、赤ちゃんや子連れのアウトドア初心者ママやパパも楽しめるキャンプ場をピックアップ。子どもの年齢に合わせたキャンプ場の選び方や持ち物のポイントと合わせてご紹介します。
キャンプ場の選び方
子どもの成長に応じたキャンプ場の選び方をご紹介します。
ねんねやハイハイ時期の赤ちゃん連れの場合のポイント
・テントよりコテージでの宿泊がお世話しやすい
・疲れないよう家から遠すぎないところがベター
・調乳に使える電気ケトルなど、赤ちゃん向け貸し出しグッズの有無を確認
歩くのが大好きのあんよ期の場合のポイント
・安心して動き回れるスペースがあるか(崖や車道までの距離、側溝の確認)
・テント泊希望なら広い平地に張れるか確認を
・お風呂やトイレの有無と使いやすさ(明るい雰囲気か、補助便座の有無など)
・レンタル品が充実しているか(子ども用食器など)
赤ちゃん&子連れキャンプを楽しむための持ち物のポイント
・オムツやウェットティッシュなどの消耗品は多めに
・虫よけ、虫刺され対策はばっちりと
・気温の変化に対応できる服装
・子ども専用の椅子やクッション
・消毒液や絆創膏などの救急セット
「持ってくればよかった」なんてことにならないよう、迷った場合は持参した方がいいでしょう。万が一に備えた準備を心掛けてください。
まずは日帰りでキャンプ体験【東京】都会の農園
家族で初めてアウトドアの思い出をつくるなら、まずは日帰りでバーベキューをしてみてはいかがでしょう。東京お台場にあるダイバーシティ東京プラザの屋上では、「都会の農園 バーベキュー広場」で気軽にバーベキューを楽しめます。
食材の持ち込みもOK。「都会の農園」こだわりの産直食材購入も
バーベキューメニューを子どもが食べるかわからない、ママにはそんな不安もありますよね。都会の農園では食材の持ち込みも自由にできるので、子どもが食べなれた食事でバーベキューに参加も可能です。バーベキューの定番食材の販売はもちろん、都会の農園が厳選した産地直送の新鮮食材も揃っているので、この機会にぜひいろいろな味を堪能してみてはいかがでしょう。
遊び場スペースも充実
子連れのママやパパに嬉しいのが、子どもの遊び場所まで用意されているところ。砂場で遊ばせながらバーベキューすることも可能です。
夏は水遊びを楽しむもよし、子どものペースでバーベキューを楽しめます。
隣には農園が併設されていて、アヒルやカモを近くで見学することも。食べるだけの場所にとどまらない魅力であふれています。
子ども用スプーンなどの用意も
受付カウンター付近には割りばしや調味料だけでなく、子ども用の先われスプーンなども無料で使用できます。子ども用のお食事セットを忘れてきてしまったときも安心ですね。
日帰りバーベキューからアウトドア体験
小さな子ども連れでも気軽にできるのが日帰りバーベキューの魅力。いつもとは違う場所、雰囲気の中で食事をするだけで、思い出深い家族の時間を過ごせるのではないでしょうか。帰宅後、子どもが嬉しそうにバーベキューの話をしてくれるかもしれませんね。
【施設情報】
☆施設名:都会の農園 バーベキュー広場
☆URL:https://cityfarm-bbq.com/
☆住所:〒135-0064 東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティー東京 プラザ屋上
☆TEL:03-6457-2669(10時-17時)
☆アクセス:
<車>
首都高速11号台場ICから約1km
<電車>
東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) 「台場」駅から徒歩5分
東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート」駅から徒歩3分
☆駐車場:有
☆授乳室&オムツ替えスペース:有(ダイバーシティ東京内6F)
☆施設利用料金:おとな1人2,000円
※少人数向けBBQテラス席を利用の場合で6名以下の金額
※小学生は半額、小学生未満は無料
☆休業日:ダイバーシティ東京プラザの休館日に準ずる
赤ちゃんと安心コテージ泊【山梨】PICA山中湖ヴィレッジ
赤ちゃん連れでの外泊に不安があるけれど、自然の中でアウトドアを楽しみたい、そんなママやパパは山中湖近くにある「PICA山中湖ヴィレッジ」はいかがでしょう。コテージ施設だけを用意したキャンプ場で、赤ちゃんとゆったり過ごせます。
非日常の中で上質な時間を楽しむ
外観も内観もすばらしいコテージを見たら、もうそれだけでリラックスできる人も多いかもしれません。緑あふれる景色を眺めながら、ママもパパもほっと一息ついてみてはいかがでしょう。
富士山麓で本格的な欧風料理を堪能
宿泊中の夕食や朝食は施設内にある「FUJIYAMA KITCHIN」で用意されています。イタリアンやフレンチをベースとした欧風レストランで、富士山周辺で採れた新鮮野菜や旬の食材を楽しめます。キャンプ場で食事の支度をしなくてすむので、その分家族でゆっくり過ごせそうですね。
赤ちゃんとお昼寝できそうなハンモック
赤ちゃん連れのキャンプでは、本格的なアウトドアを楽しむよりも子どもに自然の空気を感じさせてあげたいと思うママも多いのではないでしょうか。施設内にある「Hammock Café」では大きなハンモックをいくつも用意。コーヒーやホットドッグなどを食べながら、のんびり寛ぐことができます。赤ちゃんを抱っこしながら親子でハンモック体験はいかがでしょう。心地よい揺れの中で、お昼寝しちゃう赤ちゃんもいるかもしれませんね。
赤ちゃん連れだからこそ楽しめる贅沢キャンプ
「PICA山中湖ヴィレッジ」は自然の中でゆっくり過ごせる空間づくりがうれしいキャンプ場です。赤ちゃんもいっしょに家族でリラックスしたい!と思ったら、足を運んでみてはいかがでしょうか。
【施設情報】
☆施設名:PICA山中湖ヴィレッジ
☆URL:https://www.pica-resort.jp/yamanakako/
☆住所:〒401-0502山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
☆TEL:0555-30-4580(PICA ヘルプデスク)
☆アクセス:旭日丘交差点からすぐ(東富士五湖道路「山中湖インター」から車で10分)
☆駐車場:有
☆授乳室&オムツ替えスペース:無
☆料金:コテージ:4人用 おとな一人12,600円~:1泊2日(2食付き)
※3歳以下は無料(定員として人数にカウントされません)
※4歳以上から小学生まではおとな料金から-1,000円
☆休業日:毎週水曜日、木曜日※詳しくはHPをご確認ください
広い芝生がとにかくうれしい【静岡】ふもとっぱら
富士山の麓で大自然を体験できる「ふもとっぱら」は、その広さだけではなく景観美も素晴らしいキャンプ場です。芝生が広がる場所だからこそ、自然を肌で感じられる場所となっています。
ヨチヨチ歩きの赤ちゃんにも安心なテントサイト
ふもとっぱらでは平らな芝生が広がる場所でテント泊が可能。存分に走る、歩かせることができます。
歩き始めの赤ちゃんや走るのが大好きな小さな子どもを自由に遊ばせてあげられます。また、テントの隣に自家用車も置けるので、赤ちゃんへの授乳やオムツ替えも気軽にできる嬉しい場所です。
コテージ泊も選べる
「キャンプ泊はちょっと難しそう…」というママやパパのためにコテージも用意。ぬくもりを感じられるあたたかな雰囲気の中で、子どももいっしょにリラックスできそうですね。富士山を眺めながら入浴できる開放的なお風呂も魅力的。いつもより楽しいお風呂タイムが過ごせる場所となっているようです。
自然を肌で感じるキャンプ場
テントサイトの周りには逆さ富士が見られる池やカブトムシが集まるくぬぎ林など、とにかく自然がいっぱい。朝は鳥の声で目覚めたり森で動物の足跡を発見したり、自然に囲まれた場所だからこそできる体験を子どもと楽しんでみてはいかがでしょう。
【施設情報】
☆施設名:ふもとっぱら
☆URL:https:/// fumotoppara.net/
☆住所:〒418-0109静岡県富士宮麓156
☆TEL:0544-52-2112(8:30~17:00)
☆アクセス:
<車>
【東京・静岡方面】
東名高速道路「富士I.C」、新東名高速道路「新富士I.C」より西藤道路経由、国道139号線を河口湖・富士吉田方面へ約60分
【東京・長野方面】
中央自動車道「河口湖I.C」より国道139号線を富士宮市・富士市方面へ約60分
<新幹線や電車>
【東名・富士方面】
東海道新幹線「新富士駅」またはJR身延線「富士宮駅」下車した後
河口湖/富士山五合目方面行き路線バス「快速バス」に乗車。バス停「朝霧グリーンパーク」にて下車。毛無山登山道入り口方面へ徒歩約20分
【河口湖方面】
富士急行「河口湖駅」下車した後
富士宮/新富士方面行き路線バス「快速バス」に乗車。バス停「朝霧グリーンパーク」にて下車。毛無山登山道入り口方面へ徒歩約20分
☆駐車場:有
☆授乳室:無
☆オムツ替えスペース:有
☆料金:
テント:2~5人用1サイト 3,500円:1泊2日
コテージ:1~5人用 25,000:1泊2日(素泊まり、1棟料金)
※その他宿泊施設あり
☆休業日:なし
キャンプ用品は全てレンタル【埼玉】ロハスガルテンキャンプ場
キャンプ用品を一から用意するのは意外と手間がかかりそう、身軽にキャンプを楽しみたい家族には、埼玉県にある「ロハスガルテンキャンプ場」がおすすめ。テントや食材など、必要なものは全てレンタルできる初心者でも安心なキャンプ場で、アウトドア未経験でも気軽に子連れで楽しめます。
テント設営から子どもと一緒に!キャンプガイドさん
「初心者でもテントって張れるかな…」など、子連れで初めてのアウトドアに心配しているママも多いかもしれません。そんなときに頼りになるのが「キャンプガイド」さん。大人が中心に作業してしまいがちなテント張りや調理の仕方など、子どもと一緒に楽しむコツを教えてくれます。キャンプ未経験なママやパパたちも安心ですね。
夜は温泉につかってのんびり「かんなの湯」
施設内にある「かんなの湯」は、キッズが喜ぶ広いお風呂はもちろん岩盤浴まで楽しめる本格的な天然温泉施設です。ベビーバスの無料貸し出しサービスも行っているので、赤ちゃん連れでも安心。夏、冬休み期間は、子ども向けの各種イベントも開催!
初心者でも気軽に充実したキャンプ体験ができる

手荷物が多くなりがちな子連れでのキャンプ泊、あれもこれも持って行く必要がないのが「ロハスガルテンキャンプ場」です。子どもといっしょに、親子でキャンプデビューしてみてはいかがでしょう。
【施設情報】
☆施設名:ロハスガルテンキャンプ場
☆URL:http://www.lohas-camp.com/
☆住所:〒367-0236 埼玉県児玉郡神川町小浜1341
TEL:0495-71-9005
☆アクセス:
<車>
東京方面:関越自動車道「本庄児玉IC」から約25分
「上里サービスエリア」から約10分
群馬方面:上信越自動車道・藤岡I.Cから約15分
<電車>
JR高崎線の本庄駅下車、タクシーで約25分
上越新幹線本庄早稲田駅下車、タクシーで約25分
JR八高線の丹荘駅下車、タクシーで約10分
☆駐車場:有
☆授乳:無
☆オムツ替えスペース:有(「かんなの湯)内)
☆料金:テント:おとな一人5,180円~:1泊2日(朝、夕の食材及びかんなの湯2日間の入場券付き)
※3歳以上から料金発生
☆休業日:設備点検のため、年に数回閉園有※詳しくはHPをご確認ください
1日中遊び倒せる【長野】信州やぶはら高原 こだまの森
とにかく子どもと身体を動かして遊びたい、そんな家族には大型遊具などが充実している「信州やぶはら高原 こだまの森」がおすすめ。1日では遊びつくせないほどの遊びを提供してくれるキャンプ施設です。
公園遊びもダイナミックに「ちびっこ広場」
公園が大好きな子どもには、長さ25メートル近くあるすべり台や大きなロープタワーはいかがでしょう。迫力満点の巨大遊具に、駆け寄って遊ぶ子どもも多いはず。いつもよりちょっと勇気を出して、いろんな遊具に挑戦する姿が見られるかもしれません。
上手に運転できるかな?「おもしろ自転車」
子どもとサイクリングを楽しめるおもしろ自転車は、形だけではなく動きもユニーク!思った方向に進めるかな?普段のママチャリとは違うサイクリングを、親子で体験してみてはいかがでしょう。
家族で挑戦!巨大迷路「MAZE」
国内でも数少ない巨大迷路「MAZE」は、大人も思わず夢中になってしまいそう。4つのチェックポイントを目標に、親子で完歩を目指しましょう。「あっちかな?」「こっちに行こう」子どもとたくさんおしゃべりしながら、お散歩気分で楽しんでみては?
釣った魚をその場で焼いて食べられる「渓流釣り」や、夏季限定「親水プール」など、他にも遊び場所は盛りだくさん。一つの場所で飽きずに一日中過ごせます。
芝生の上や木陰近くなど、環境を選べるテントサイト
屋内の宿泊施設も数多く取り揃えているのはうれしいポイントです。6人用のコテージから4人用のケビンやカントリーハウスまで、さまざまなタイプのお部屋を用意しています。コテージやケビンには和室もあるので、赤ちゃん連れにはもってこいですね。
【施設情報】
☆施設名:信州やぶはら高原 こだまの森
☆URL:http://www.kodamanomori.jp/
☆住所:〒399-6202長野県木曽郡木祖村小木曽3362
☆TEL:0264-36-2777
☆アクセス:
・小牧JCTから約2時間/中央道→中津川IC→R19経由で約1時間30分
・東京(八王子ICから)約3時間/中央道→伊那IC→R361で権兵衛トンネル経由→R19で約40分
☆駐車場:有
☆授乳室&オムツ替えスペース:有
☆料金:
テント:1サイト 3,800円~:1泊2日
コテージ:6人用 25,700円~:1泊2日(素泊まり、1棟料金)
(その他4人用のケビンやカントリーハウスなども有)
☆休業日:火曜日定休(7月・8月を除く)
「赤ちゃんや子連れだとキャンプは難しそう…」「もう少し大きくなってからの方がいいのかな」と思ってしまいがちですが、今は初心者ファミリーや小さな子どもがいても気軽に楽しめるキャンプ場もたくさんあります。
大空のもと、家族みんなで素敵な思い出を作ってくださいね。
※全施設の情報は2018年9月現在となります。料金は全て税込み価格です。サービスに関する内容等、詳細はホームページ等にてご確認ください。