山本家のあちこちにある、ハイクオリティなDIYの内装や家具は、アクセサリーやジュエリーを企画・製作しているご主人の手によるもの。
北欧の家具やエキゾチックなグリーンとも調和する、山本家のDIYをご紹介します。
DIYで張り替えたリビングルームの床
さらりとした質感と、褪せたような木の色合いが印象的なリビングルームの床は、入居前にインテリアにマッチするようご主人と奥様がDIYで張り替えたもの。幅広の表情豊かな床材が、北欧家具のインテリアとも馴染んでいます。もともとは賃貸物件でよく見かける、艶のある栗色の床でした。子ども部屋の床は張り替えずにそのままにしてあります。
よく使う食器は取りやすく「見せる収納」に
食にこだわりのある山本家では、3食手作りが基本。DIYした棚を、よく使う食器を「見せる収納」として使っています。移動や戸の開閉の手間なく、できた料理をスムーズに取り分けられるところが便利。使用頻度が比較的低い食器は、扉のついた別の食器棚に収納して使い分けています。
壁のアクセントになるライト
どことなくレトロで、アウトドアライクなライトもDIYで設置。壁に取り付けた関節照明で、プレーンな白い壁に陰影が生まれます。明かりの陰影の表情によって空間の広がりを感じさせる効果がある壁面の間接照明は、コードを引っ張ってスイッチのON/OFFを切り替えます。
家族みんなで愛用している子ども部屋のハンモック
子どもたちが遊ぶ部屋の中央で目立っているハンモックも、支柱をDIYして取り付けました。子どもたちが座ってゲームをしたり、ブランコにして遊んだり。大人も、子どもたちと一緒にハンモックで昼寝をしたりと、山本家の生活に寄り添う存在です。
子ども目線で設置した壁掛けフック
外出時にはおる洋服や、子どもたちのバッグは壁掛けフックに。大人はかがまないと手に取れない低めの位置のフックは、子どもたちが自分たちでバッグを手に取れる、ちょうどいい高さです。お出かけの身支度は毎日必要なことだから、子どもたち自身で準備ができるような位置に設置することで、親にも余裕が生まれます。
家族で塗ったオフィスの壁
山本家の住まいと同じ建物の一角にあるオフィスは、インダストリアルなインテリアと黒の木目の壁が印象的。この壁は、子どもたちと一緒に塗って取り付けたもの。天井は梁がむき出しになっていて、オフィス空間に開放感を与えていたりと、たくさんのこだわりとアイデアが詰まっています。
理想の部屋やアイテムを探そうとすると、探す手間や予算など、なかなか実現が難しいもの。
山本家では、時には家族で理想の家づくりやインテリアをDIYしていました。「理想どおりのものがなかなか見つからない」という方は、DIYも検討してみてはいかがでしょうか?