「秋の行楽シーズンにどこか旅行したい」と思っても、赤ちゃんや子ども連れだと遠くに行くのは難しいですよね。
そんな時におすすめしたいのが、首都圏からアクセスしやすく、「プチ旅行気分」が楽しめる千葉県の遊び場スポットです。
なかでも今回は、親子の好奇心をくすぐる公園、遊び場についてレポート。
小さなキッズ、きょうだい連れでも楽しめ、ピクニック気分も味わえるスポットをご紹介します。
外遊び大好き派からインドア派まで大満足~ふなばしアンデルセン公園~

デンマークに伝わるアンデルセン童話をモチーフにした公園です。
東京ドーム約8個分の38.3haの広い園内は、思い切り体を動かせるワンパク王国ゾーン、季節ごとに美しい花々が楽しめるメルヘンの丘ゾーン、室内で創作体験が楽しめる子ども美術館ゾーンなど、5つのゾーンに分かれ、それぞれ違った楽しみ方ができます。
長~いとかげの体内を動きまわれるアスレチックのような遊具「とかげネット」や、屋内でブロック遊びや滑り台が楽しめるプレイコーナーのある花の城ゾーンは小さな子どもたちに大人気。
また、童話館には幼児絵本が揃っているので、外遊びの合間の休憩に絵本の読み聞かせをしている親子も多いそう。「なんといっても外遊び派」から「室内と屋内でほどよくリラックスしたい派」まで大満足できるのもポイントです。

船橋に伝わる古い民話「じゅうえもん」をモチーフにした複合遊具の「じゅえむタワー」は、幼児~小学生におすすめ。
ワンパク王国ゾーンにあり、アスレチックのように何種類もの遊びが体験できます。

ワンパク王国ゾーンにはヤギ、ヒツジ、モルモットなどの小動物とふれあえるコーナーや12歳までの子どもが体験できるポニー乗り場も!
どうぶつふれあい広場の利用時間は10時30分~12時 13時30分~15時30分まで。

施設内のレストランメルヘンでは、お子様ランチ(500円)もご用意。
その他園内には全11施設のレストラン、テイクアウトメニュー専門の売店があります。
丸1日たっぷり遊べる広さなのに、入園料がリーズナブルなのも、ママにとってはとっても魅力的。
【ふなばしアンデルセン公園 施設データ】
☆施設名:ふなばしアンデルセン公園
https://www.park-funabashi.or.jp/and
☆住所:千葉県船橋市金堀町525
☆TEL:047-457-6627
☆アクセス:新京成線三咲駅からバス「セコメディック病院」行き約15分、アンデルセン公園下車、徒歩1分
☆営業時間:
9時30分~16時(4月8日~10月31日の土・日曜・祝日、3月20日~4月7日、6月15日、7月20日~8月31日の全日は17時まで)
☆定休日:月曜日(祝日、春夏冬休みは開園)、年末年始※臨時休園あり
☆料金:一般900円、高校生600円、小・中学生200円、幼児(4歳以上)100円
☆施設内での飲食:可
☆お弁当の持ち込み:可
☆施設内での飲食物の販売:有(アンデルセンドッグ、デニッシュ、アイス、ジェラートなど、カフェ・アイス・そのほか軽食など)
☆施設内のレストラン:有(バーベキュー、ランチ、洋食)
☆離乳食のメニュー :無
☆駐車場:有(500円。冬期は300円)
☆ベビーカーの利用:可
☆施設内でのベビーカー貸出:有(100円)
☆授乳室:有
☆授乳用のお湯提供:有
☆オムツ替えスペース:有
動物好きキッズにはたまらない!アイスも絶品~成田ゆめ牧場~

成田ゆめ牧場は、豊かな自然と間近で動物たちにふれあえることができるのが特長です。
11:30と14:30の1日2回行われる「乳しぼり教室」では、牛さんのおっぱいをじかに触って牛乳を搾れます。また、あひるさんとタッグを組んでレースに参加できる「アヒルのレース」は、子どもたちから大人気のプログラムです。
動物と仲良くなった後は、なかなか乗れない幌つきのトラクターワゴンに乗って園内を1周したり、颯爽と芝すべり(3歳以上)を楽しむのもいいでしょう。
ハイハイ競争や泣き相撲大会など、赤ちゃん向けのイベントも開催。
園内バリアフリーになっているので、おじちゃんやおばあちゃんも一緒に3世代で遊びに来ることができるのもいいですね。

平日14:00~、土日祝日は11:00~/14:00~のアヒルのレースは、先着24名までなので早めに並ぼう!(参加は無料でできます)

生まれたての動物に出会えるのも魅力。モルモットやウサギさん、ヒツジさんとも近くで遊べちゃう!

なかなか乗る機会のない巨大なトラクターワゴンで1周15分の散歩を楽しんで。
平日は12:30~13:00、14:30~15:00の1日2回、土日祝日は10:00~16:00で常時運行中。乗車料金は500円(3歳以上の方1人1回につき)

成田ゆめ牧場はもともと搾乳専門の牧場。そのためアイスクリームやヨーグルト、牛乳は一度食べたらクセになるほど美味。
ソフトクリーム380円。乳製品のおみやげも充実しています。
【成田ゆめ牧場 施設データ】
☆施設名: 成田ゆめ牧場
http://www.yumebokujo.com
☆住所:千葉県成田市名木730
☆TEL:0476-96-1001
☆アクセス:車/圏央道下総ICより約2分(1.5km)、電車/JR成田線滑河駅から無料送迎バスで約10分
☆営業時間:9:00~17:00(冬季営業時間あり。詳細HPを参照)
☆定休日:年中無休
☆料金:大人(中学生以上)1400円、小人(3歳~小学生)700円、シニア(65歳以上)1200円、大型犬 1500円、中小型犬 1000円
☆施設内での飲食:可(各飲食店舗など持込み不可あり)
☆お弁当の持ち込み:可
☆施設内での飲食物の販売:有(レストラン・軽食店のほかソフトクリーム・牛乳・ヨーグルト・各種お土産品・自動販売機等あり)
☆施設内のレストラン:有(6店舗:バーベキューハウス(バーベキュー)・ガラスハウス(パスタ等)・ファームカフェ(ハンバーガー等軽食)・ピザタイム(ピザ)・チーズフォレスト(チーズ料理))
☆離乳食のメニュー 無
☆駐車場: 有(普通車600円)
☆ベビーカーの利用:可
☆施設内でのベビーカー貸出 有 (300円:保証金として一時1000円お預かり)
☆授乳室:有
☆授乳用のお湯提供:無(ただしインフォメーションセンター・各飲食施設では提供可能)
☆オムツ替えスペース:有
わずか1時間で行けるドイツ~東京ドイツ村~

飛行機に乗らずにドイツの田園風景やドイツ料理を楽しめる施設。
芝生の広場は段差などがないので、あんよを覚えたてのベビーや、やんちゃ盛りの2歳前後にピッタリのエリアです。
観覧車やボートなどの有料アトラクションのほか、無料で遊べる遊具も充実しています。
冬はイルミネーションが点灯するので、少し遅めの時間に訪れ、幻想的なイルミネーションを見るという楽しみ方もあります。
園内は東京ドーム19個分とかなり広いので、できれば車でのアクセスがおすすめです。

広々した芝生広場は、あんよやかけっこの練習にもってこい!またフリスビーやバトミントンなども楽しめそう!
季節に応じて果物狩りや落花生、じゃがいもなどの収穫体験もできます。時期はサイトをチェック↓
http://t-doitsumura.co.jp/parkguide/harvesting/
そのほか、ミニブタやモルモットなど、キッズでも膝にのせて可愛がれるサイズの動物たちとのふれあいコーナーや、東京湾をぐるっと見渡せる観覧車などもあり、1日たっぷり遊べます。
【東京ドイツ村 施設データ】
☆施設名:東京ドイツ村
http://t-doitsumura.co.jp/
☆住所:千葉県袖ケ浦市永吉419
☆TEL:0438-60-5511
☆アクセス:館山自動車道、姉崎袖ケ浦ICから右折約3km、または圏央道、木更津ICから左折約6km
☆営業時間:9:30~17:00(最終入園16:00)、冬期イルミネーション期間は~20:00時
※季節や天候により、変更する場合がございます。冬期イルミネーションは11月~4月7日まで(詳しくはHPをご参照ください)
☆定休日:年中無休
☆料金:入場料金大人800円、こども400円、イルミネーション入園:1人500円(4歳以上、徒歩で入場の場合)、車1台2500円
※別途有料アトラクション利用時は料金が必要
☆施設内での飲食:可
☆お弁当の持ち込み:可
☆施設内での飲食物の販売:無
☆施設内のレストラン:有(ピザ、カレーライス、アイスバイン[ドイツの伝統料理]、BBQ)
☆離乳食:無
☆駐車場:有(1000円)
☆ベビーカーの利用:可
☆施設内でのベビーカー貸出:無
☆授乳室:有
☆授乳用のお湯提供:有
☆オムツ替えスペース:有
~イルカやシャチのパフォーマンスに大喜び!~鴨川シ―ワールド~

0歳の子どもたちからママやパパまで家族みんなが海の生き物の素晴らしさに触れられる展示やプログラムが魅力です。
特に小さなキッズ連れのファミリーに人気なのが、シャチやイルカのパフォーマンスと、「海のカナリア」といわれるかわいい声と、人間には無い特殊能力を活かしたベルーガのパフォーマンスは必見です。
それぞれパフォーマンスの時間は日毎に決まっているので、訪れる前にHPでチェックを。
また、授乳室やおむつ替え台は園内に3か所ずつ設置され、おもらしなど万一に備えてキッズサイズのウェアや紙おむつなども販売。
小さなキッズ連れのママやパパにとってはうれしいサービスが充実しているのもいいですね。

アシカ君たちが織りなす楽しいパフォーマンスは1日3回開催。

施設内にはクラゲやクマノミなど約800種11,000点もの海の生き物たちに出会えます。
水槽にお絵かきができる「コーラルメッセージ」も魅力。また、クラゲが泳ぐ姿は幻想的で、見ているだけでリラックスできそう。

オリジナルのお土産グッズも充実。キッズたちに人気なのは、かけるだけでいつもとは違った雰囲気に変身できるシャチだてメガネ(1,080円)。
また、「ベビー連れなので時間に余裕をもって楽しみたい」というファミリーには、施設内のオフィシャルホテル(www.kamogawa-seaworld.jp/)を利用し、1泊2日で満喫するという方法も。夕食時にキャラクターが登場するサプライズなど、子どもたちが喜ぶサービスがいっぱいです。
【鴨川シ―ワールド 施設データ】
☆施設名:鴨川シーワールド
http://www.kamogawa-seaworld.jp/
☆住所:千葉県鴨川市東町1464-18
☆TEL:04-7093-4803
☆アクセス:車/海ほたるPAから約1時間10分、バス/東京駅から高速バスで直通約2時間、電車/東京駅からJR京葉線・外房線で約2時間、安房鴨川駅下車、無料送迎バス「鴨川シーワールド行き」で10分
☆営業時間:9:00~17:00 ※季節・曜日により異なる
☆定休日:年中無休(但し2018年12月4日(火)・12月5日(水)・12月6日(木) 、2019年1月16日(水)・1月17日(木)・1月23日(水)・1月30日(水)は休)
☆料金:大人(高校生を含む)2800円、小人(4歳~中学生)1400円、65歳以上2200円(※要身分証明)
※別途ふれあい体験「ディスカバリーガイダンス」等の参加には料金が必要
☆施設内での飲食:可
☆お弁当の持ち込み:可
☆施設内のレストラン:有(日本で唯一シャチの姿を見ながらお食事できるレストラン「OCEAN」、洋食メイン、セミコース料理等も有。カレーやパスタ軽食のお店「マウリ」、バイキングレストラン「サンクルーズ」など計3店舗)
☆駐車場 :有( 1200台駐車可能。1日1000円)
☆施設内のベビーカーの利用:可(入口にベビーカー置き場も有)
☆施設内でのベビーカー貸出:有(1日300円)
☆授乳室:有
☆授乳用のお湯提供:有
☆オムツ替えスペース:有(施設内に3カ所)
駅やSAのバリアフリー情報をチェックし、余裕をもっておでかけを
千葉県は圏央道の延伸や鉄道路線の乗り入れなどで首都圏から短時間で行けるので、小さなキッズを連れてのちょっとした遠出にピッタリのエリアです。お出かけする前に乗換駅や目的地の駅、経由するサービスエリアにおむつ替えスペースがあるか、エレベーターがあるかなどバリアフリー情報を前もって調べておくと、よりスムーズにおでかけすることができます。バリアフリー情報は利用する鉄道会社のHPや高速道路HPのサイトなどをチェックしてみてください。
また、無理をせず余裕を持ったおでかけスケジュールを立てることも忘れずに!