
出産祝いをあげたくないという悩みを持つこともあるでしょう。
人生の中でおめでたいお祝い事は、いくつもあります。その中の1つにあるのが、出産祝いです。
自分の兄弟姉妹・親戚・友人・友人含めて、自分の周りで赤ちゃんが生まれた時に、心から祝ってあげたいと思うでしょう。
しかし、こんなお祝い事でも、相手によっては、出産祝いをあげたくないという気持ちも出てきます。
出産祝いをあげたくないのでというケースとは?
純粋無垢な赤ちゃんの笑顔を見てみると心が洗われる感じがしますね。
しかし、どうしても出産祝いをあげたくないという気持ちになってしまうことがあります。
普段から深い交流のない人への出産祝い
職場の女性が結婚して出産のために、しばらく休暇を取りました。
1年間の育児休暇を経て、何れ職場に復帰する人。
同僚数人で出産祝いを出そうということになったのですが、自分も出さなくてはならない雰囲気になったなら、どうするでしょうか?
仲の良い女性社員だったなら、喜んでお祝いを包むのですが、普段から全く交流がない人です。このような環境で、出産祝いをあげたくないというと気持ちが生まれてきます。
極端な話、顔を知っているだけで、縁もゆかりもない人のために、出産祝いを贈るということは、どうなのでしょうか?
やはり、お祝いを包むことには、抵抗感のあっても不思議ではありません。
自分の出産の時に、もらっていないのに
友人が可愛い女の子を出産しました。久しく会っていない友人だったのですが、学生の頃は、よく遊んだグループのメンバーの1人。親友とまではいきませんが、仲は比較的にいい方。
出産祝いを出そうかと思ったのですが、ふと考えると、自分が出産した時に、その人からはもらっていないことを思い出したのです。
「もらっていないのに、あげなきゃいけないのかな?」
そんなふうに考えてしまいます。
お祝い事なので損得を考えることは、失礼な感じも覚えるかもしれません。
でも、決しておかしなことではありません。
人とのお付き合いの中では、こんなふうに得することや、損をしたくないという打算的な考えを持つことがありますが、人は誰でもそのように考えがちです。
相手によっては、このように思っても仕方がないことです。自分を攻める必要はありません。
義理の姉からのお祝いがなかった
これも前述の内容と似ているケースなのですが、自分のお兄さんのお嫁さんの出産した時のこと。
普段から、義姉とはあまり取り合いが良くない関係でした。
喧嘩をすることはなかったのですが、どうしても性格が合わないという関係。
こんな関係の中で、出産された時に出産祝いをあげなきゃと思いながらも、どうしても気持ちが進まないということがあったのです。
しかも、自分が出産した時は、全く祝いもなかったことも、お祝いをあげたくないという気持ちに繋がっていったのです。
これも結構正直な思いなのです。
出産祝いは、あくまで気持ちの問題
他には、経済的な悩みで出産祝いを包むことができないという人もいるでしょう。それでも、決して自分を嫌になったり、悩むことはする必要はありません。
お祝いをあげなかったことで、その後の関係がギクシャクしてしまうことあるかもしれません。
でも、出産祝いはあくまで気持ちの問題なのですから、その時の自分の気持ちに素直にしたかっても問題なありません。
関係が悪くなることを気にするのであれば
もし、お祝いをしなかったことで、気まずい関係になりそうだと心配するのであれば、贈り物をするしかないでしょう。
それでも、決して高価な品を送る必要はありません。見栄を張って、1万円の物を贈る必要はないのですから。
家計的なゆとりがない時は
この時も無理に贈る必要はありません。その代わりに、
「出産おめでとう。」
このお祝いメールだけでも、誠意は伝わるものです。
これからもお付き合いのある人とは
これからも色々な形でお付き合いが続く関係の人が出産された時は、お祝いを出さなくてはならないことがあるでしょう。
このような時は、高い贈り物ではなくてもいいので、3千円程度の品物を用意してお祝いにしてはどうでしょうか?
おむつケーキやよだれ掛け、ベビータオル等、結構いい品物があります。
出産祝いをあげる・あげないの基準
お祝い事なので、あげたり、あげなかったりする基準を作ること自体、失礼な話といわれてしまいそうです。
しかし、現実的に人間関係の問題や経済的な理由から、どうしてもお祝いすることができないという諸事情もあることでしょう。
このような時は、お祝いをする基準を自分の中で決めておくしかありません。
一番始めに考えておく基準は、あげかなった後の関係がどうなるかということです。
これが兄弟姉妹間で、感情のシビアな問題になると厄介なので、どうするかを熟慮しておく必要はあるかもしれません。
この事は仲の良い友人の間でも言えることです。
出産祝いなので、心からお祝いをしたいところですか、その人との関係を考えて決めることです。