子どもの成長を見据える 4人暮らしの一戸建て[前編]

兄弟それぞれで好みが違うという田中家の息子さんたち。それぞれ好きなおもちゃや興味のあるものごとも異なる2人ですが、下の息子さんが喋れるようになって以来、2人で遊ぶことも多くなったのだそう。

2人のお子さんを育てる田中さんに、お子さんが赤ちゃんの頃から現在まで、使ってよかったお気に入りのアイテムを紹介していただきました。




インテリア好きの友人のアドバイスをもとに購入

「インテリアのテイストは特に決めていません。好きと思えるものを選んでいます」と話してくれた奥様。インテリア好きで、情報通の友人に相談して買い物をすることも多いそう。
7歳の息子さんの勉強机で使っている「アングルポイズ」のデスクランプもそのひとつ。卓上照明を探してほしい、とお願いしてピックアップしてもらったなかで、このランプにひとめぼれして購入したのだとか。驚くほどライティング角度の調整がなめらかで、きしむこともなく勉強に集中しやすいベストな角度に。どこかレトロなブルーは、「マーガレットハウエルカラー」の限定もの。

目がさめるようなイエローが印象的な地球儀は「ハッカキッズ」で購入しました。店頭には、赤や青などカラフルなものが揃っていたそう。きっかけは小学校にあがったことでしたが、地球儀があることで自分から世界に興味を持ってくれるようになったことは大きな変化でした。
これから新しい生活をはじめるアメリカの位置も、指差して確認したり楽しみにしているのだとか。


赤ちゃんの寝かしつけにも便利なソファ

出産準備では、「必要なもの」と「必要でないもの」の判断に個性があらわれます。田中家では、ベビーベッドを購入しませんでした。実際に2人の息子さんを育てているなかでも、特に「買っておけばよかった」と後悔することもなかったそう。
無印良品の「体にフィットするソファ」(写真右奥、グレーとピンク)がとても便利だったと教えていただきました。赤ちゃん時代の寝かしつけに重宝したソファは体を包み込むようにフィットする座り心地で、抱っこをやめて寝かしていてもぐずることもなかったのだそう。買い替えを経て、息子さんたちが成長した現在も2代目のものを愛用中です。

もともとは「子どもたちが小さいうちは大きなソファを買っても汚して買い換えることになりそうだから」と、仮に使っていたソファでしたが、とても気に入って現在使っているのは2代目のもの。
引越し先では家も広くなるので、大きなソファの購入を検討しているのだそう。

リビングにあるジャングルジムは、息子さんたちのお友達にも大人気で、ここで逆上がりを練習してできるようになった子もたくさんいるのだそう。
立てるようになった頃から現在まで、兄弟でいっしょに遊べるおもちゃとして活躍しています。


なんでも口に入れたがる時期にヘビーユースしていたネックレス

息子さんの赤ちゃん時代に、なんでも口に入れたがっていた時期に重宝していたのが「マリメッコ」のネックレス。木でできているネックレスを布でくるんだもので、赤ちゃんの口にいれても安心な素材でできているところが気に入って使っていたのだそう。
赤ちゃんはママのイヤリングやネックレスなど、アクセサリーに興味を持つと食べようとしたり引っ張ったりして装飾品をつけるのを諦めがちですが、このネックレスは口に入れても大丈夫な商品であることと引っ張られても肌に食い込まないので、おしゃれを楽しみたい奥様にとってとても便利なアイテムでした。


離乳食時代から使っているハンドミキサー

息子さんたちの離乳食用にと購入したミキサーですが、現在の方が活躍しているのだとか。かんたんにスープやジュースが作れるので、デイリーに活躍しています。
奥様いわく、「離乳食は少量なので、ミキサーを使うよりも自分で裏ごしする方が早くて楽でした。」


シンプルな服が子どものお気に入りです

息子さんがよく着ている服は「FITH」「ノースフェイス」のものが多いそう。特に4歳の息子さんが服の好き嫌いが激しく、ボタンやポケットがついている服は嫌がって着てくれず、「2歳のころには電車がプリントされた服しか着てくれなかった」ほどこだわりが強いのだそう。そのため、なるべく装飾のないシンプルな服を一緒に選ぶようになりました。

また、7歳の息子さんはスイミングとバスケを、4歳の息子さんはスイミングとサッカーと、それぞれスポーツをするので、自然と動きやすい服装を選んでいるのだとか。


子どもの「作りたい」からできたもの

田中家では、「子どもの意思尊重」を大切にしています。子どもがしたいこと、話したいことを優先して、「やりなさい」「どうだったの?」とは極力言わない・聞かないようにしています。
他の子にできて自分にはできないことで、物事や自分自身を嫌いになってほしくないという思いからの行動です。息子さんたちは2人とも、今日の出来事や学校の成績など、自分から奥様に話してくれるのだそう。

7歳の息子さんはモノづくりが好きで、お絵かきやブロック遊び、工作を楽しんでいます。先日は、駄菓子屋さんの前や観光地のフォトスポットにある顔出しパネルを作って奥様と一緒に写真撮影を楽しんだのだとか。


子どもたちの成長記録はアプリとアルバムで

息子さんたちを妊娠中から成長記録としてアルバムを作っている奥さん。スマートフォンで撮影した写真をアプリで管理しています。毎月写真のプリント時期をアプリが知らせてくれて、まとまった写真プリントが自宅に届いたらフォトブックにつづる仕組み。友人にも紹介したりと、みんなでアルバムづくりを楽しんでいるのだそう。最近は「アルバス」が便利でもっぱら愛用中です。写真はすべて正方形になっていて、Instagramにポストした写真をそのままアルバムにすることができておしゃれなところも気に入っているのだとか。七五三などの特別なイベントは写真スタジオで撮影しています。




「2人の子どもたちが喋れるようになって、育児がすごく楽になりました」と話してくれた奥様。赤ちゃんの頃から2歳半頃までは夜泣きがひどくて寝不足がちだったり、2人とも病気になってしまった時には、奥様自身も体調が悪いなか看病したりあやしたりと、大変なこともあったそう。

現在は息子さんたちも成長して、平日は友人とランチに出かけたり、週末は息子さんたちのスポーツに付き合ったり、一緒に遊んだりとゆとりのある生活を送っています。
そんな田中家の息子さんたちが赤ちゃんだったころから今までに、使ってよかったものや今現在も使っているものをご紹介しました。
「今、赤ちゃんの育児の真っ最中」という方は、田中家のアイテムを参考にしてみてはいかがでしょうか。