
「3歳からの脳育に!図形感覚が育つタングラム絵本、発売!」という記事を知っていますか?
岩崎書店が発売する本で三角や四角のパーツを組み合わせて、どうぶつやのりものの形を作るタングラム絵本「ぴたっとへんしんプレタングラムどうぶつ」「ぴたっとへんしんプレタングラムのりもの」を発売します。
タングラムを知らない人にも是非知ってほしいので、どういった本なのか紹介しますね。
タングラムとは?
まず、この本の紹介をみたときにタングラムって何?って思う人が多いでしょね。まだなじみのない言葉だと思います。
タングラムとは三角や四角のパーツを組み合わせていろんな形をつくるシルエットパズルのことです。
あまりなじみがないと思われていますが、古くから知恵を伸ばす玩具として知られています。絵本にくりぬかれた猫や車の溝にパーツをはめこんでいく仕組みなので、小さいお子さんでも十分に楽しめますし、パズルのような感覚でどんどんはまっていく子も多いでしょう。
どんな脳が育つの?
たった5~6つのパーツだから、パズルにしては簡単でこれで脳が育つの?と思う人も多そうですね。ですがやってみれば分かるのですが、なかなか一筋縄ではいかないのがこの絵本の面白いところです。
簡単そうに見えて実は複雑で意外とうまくいきません。
最初の1~2つのパーツは順調にはめられますが、3つ4つとパーツをはめると残りのスペースに形が合わないとなり、どうやったら合うの?というようになります。
そこでどうやったらパーツが合うのか試行錯誤してパーツの上下や左右の向き、配置の仕組みを合わせて変えて何度もチャレンジすることで「集中力」「考える力」「図形感覚」が育つといわれています。
単純だけど一筋縄ではいかないというところにハマってしまうのです。これが難しかったら、途中で挫折して二度とやらないでしょう。シンプルなシステムでできそうでできないというのが魅力です。
何歳から遊べる?
自由な発想でどんどん遊びを広げていく事ができるので3歳から就学前のお子さんにピッタリです。
純粋にパズル遊びとして遊ぶ事もできますが、小学校受験の「図形問題プレ対策」としても活用ができるので、幅広く遊ぶ事ができます。
3歳以下だと少し難しいのですが、3歳以降のお子さんにピッタリなレベルになっているので、脳を鍛えたいと思う人にはおススメしたいです。
視空間認知力が上がる
視空間認知力とは目でとらえた映像とともに、ものの形や位置、距離などを正確にとらえる視空間認知の能力です。視空間認知が十分に発達していないと文字を覚える、書くことが苦手だったり、絵や図形をうまく書けなかったりするので、この脳を鍛えることは生活していく中で非常に重要です。
もし視空間認知能力が弱いと探している本を本棚から見つけることができなかったり、ぬりえをするときに枠からはみ出したり、すきまだらけになってしまったり、人の顔がなかなか覚えられないなどの障害が出てきます。
また学習面では、教科書の中から特定の単語を探し出すことができない、文字をなかなか覚えられない、図形の問題が苦手などがあげられます。
またスポーツ面ではダンスを見て覚えたり、まねをしたりするのが苦手、飛んでくるボールをうまくつかむことができないなどがあります。
このような項目に多く当てはまる人は、視空間認知機能が弱い可能性があります。
この絵本には視空間認知能力という、生活面でも学習面でも必要な能力をあげる効果が期待できるため、小さいうちから鍛えておくのもよいでしょう。
遊び方について
ではどのように遊ぶのか紹介したいと思います。
表紙からパーツを取り出します

「どうぶつ」の巻のパーツは6つです。三角が2つ、正方形が1つ、大きさの異なる長方形が3つの構成になっています。そして「のりもの」の巻のパーツは5つ、同じ大きさの三角形が3つ、正方形が1つ、台形が1つでできています。まずはこれらすべてを取り出します。
絵の形に合わせて、パーツをはめる

絵本を開いて絵の白いくぼみに表紙から外したパーツをはめて、絵を完成させましょう。パーツの向きや組み合わせ、位置を工夫しないと全部ははまりません。
自分の好きな形を作る

絵本の図柄は表紙を含めて5種類でこれをマスターしたら、パーツを自由に組み合わせて自分の好きな形をつくってみましょう。
このようにすることで、自由な発想をすることができ脳を鍛えることができるのです。どんなものができるかわからない人は、裏表紙に形のヒントがたくさん紹介されているので、それを参考にするとよいでしょう。作れる形はアイデア次第でどれだけあるので、ヒントが載っていないものでもどんどん考えてみると面白いですよ。
タングラムのメリット
タングラムだと楽しく図形を学ぶ事ができるので、小さい子供にすごく効果的です。脳を鍛えたくても子供にとって辛い勉強だとイヤになってしまうのですが、タングラムなら楽しく学ぶ事ができるので、飽きずに続ける事ができます。
また目的と達成感を得る事が出来るので、向上心を磨くというメリットもあります。さらに図形の感覚を楽しく磨く事ができるので考える力、構成力、集中力が見につけることができるので、脳を鍛えるといった点でも非常に有効です。
とくに算数が強くなると期待されているため、小学生でつまずきやすい算数が得意になることは今後の勉強でも非常に大切な事でしょう。
図形は数種類しかないですが、いろいろなバリエーションで形を作ることができるのでシンプルな絵本でもずっと遊び続ける事ができます。この絵本があればタングラムで十分楽しめるので一家に1つはあると良いですね。
タングラムといってもたくさんありますが、絵本なのでスペースも取らず片付けも非常に楽です。おもちゃといってもスペースをとるものはどうしても片付けるのが大変だったり、場所を確保するのが大変になってしまいます。
ですがこのタングラムの絵本なら、たたんでしまう事ができるため、邪魔にならず扱いやすい玩具です。子供が少しでも興味を出したら出来るだけ小さいうちに遊ばせて見てくださいね。きっとどんな子供でもタングラムの魅力に夢中になって楽しむでしょう。是非おススメします。
まとめ
3歳からの脳育に!図形感覚が育つタングラム絵本について紹介しました。タングラムが絵本で楽しめるので興味がある人もいるのではないでしょうか。
絵本のサイズなので、場所も取らず省スペースで楽しむことができます。本なので大きくはありませんが、それでもたくさんのパーツを組み合わせることができるので3歳~小学校に入る前の子供なら十分に楽しむことができますよ。
シンプルでたくさんパーツがありすぎないことからやりやすい絵本になっているでしょう。タングラムは実は昔から脳を鍛える道具として注目されてきました。子供の発育に大事な脳の部分を鍛える事ができるので、どんな子供でも是非遊んで欲しいですね。
また、サイズも小さいため、部屋の邪魔にならず片付けも簡単なので、部屋が小さくても大丈夫です。魅力がいっぱいつまった絵本でタングラムというもの自体初めて聞いたという人もたくさんいると思いますが、3才以降になれば絶対におすすめなので一家に1つはあると良いですね。
これから発売されるので、タングラムに興味がある人は是非、楽しんで子供の脳を鍛えてあげてくださいね。